熱い、もとい、暑いという言葉ではまだまだモノ足りないような、夏真っ盛りです。
みなさまお元気にお過ごしでしょうか。

さて突然ですが、クラゲって漢字で書けますか??

クラゲは、「海月」、または「水母」と書きます。
由来としては、海の中に月があるように見えるから(オシャレ..)、とのことです。
水母のほうの由来は不明ですが、95%が水分でできているクラゲですから、なんだか妙にしっくりきます。

プカプカ浮いているだけなら幻想的でキレイでオシャレなだけですが、
表題のようにクラゲの季節がやって参りまして、特に週末週明けを中心にパラパラとクラゲ刺傷の方が来院されています。
この時期に多いのは、クラゲの生態によるものらしく、春~夏にかけて稚クラゲが生体へと成長し繁殖するからだ、とのことです。

海に入るときはラッシュガード着用!エリア内での遊泳!
間違っても青色のキレイなプラスチックのようなピカピカ✨のヤツを触らない!←カツオノエボシっていう有名なヤツ


万が一、クラゲに刺されてしまったら!!!
① すぐ海からあがりましょう。
クラゲ毒でアナフィラキシーショックを起こすことがあります。
水中でショック症状を起こしたら溺れてしまいますので、すぐにあがりましょう。
② 手袋をして海水で優しく流しましょう。
触手が刺激を受けると‘刺胞‘と呼ばれる毒針が発射され、皮膚に刺さるとたんぱく毒を注入します。
触手が絡みついていることがありますので、これを除去しなければいけません。
死んだ個体でも要注意です。
③ あたためたり、冷やしたり。..(酢)
たんぱく毒は40度以上で不活化します。
しかし毒の作用で局所が腫れてきたら冷やしたほうがよいでしょう。
アンドンクラゲにはが効くこともあるようですが、カツオノエボシやアカクラゲでは逆効果………らしい……..ですので、詳細不明な場合は使用しないほうがよいかも(区別つきます?わたしは無理です(-.-))。
④ 病院へGO
ステロイド外用剤や、症状によっては抗ヒスタミン剤などの内服が必要となることがあります。