昨年の緊急事態宣言以後,クリニックの中は,雑誌も本もオモチャもテスターもすべて取っ払って,スタッフが心を込めて作ってくれた美容商品のPOPだけが彩を飾る,とても殺風景な待合となっていました..
待合でお待たせしてしまっている方が全員スマホとにらめっこしているのを見ると,何とも味気ない気持ちになります。わたしもきっとそうしますが!

ですが,少しコロナ感染者の数も落ち着いてきたこともあり,以前のように,,とまではいきませんが,少しずつ平常化に努めていきたいとの願いも込めて,
満を持して!
本やオモチャを戻していこうかと思います。
もちろん!数は限定的となりますし,定期的に消毒は継続します。


そこで今回は
『本棚📚の中身紹介,第❸弾』
としまして,自粛中に買い足していて,出したくてウズウズしていた本をご紹介いたします!

 

あつかったら ぬげばいい ヨシタケシンスケ著 

お子さまがいらっしゃったり,絵本に触れ合う機会がある方にとってみれば,ド・定番のヨシタケシンスケさんの絵本です。
ヨシタケさんの絵本は,日常の些細な出来事を,時に無邪気な子どもの視線で時に多角的な視線で切り取りますが,ご紹介したこの絵本は,ともすると「おとな向け」なのかな?とも思います。
内容はサラっと読めますのでお越しいただいたときにご一読いただければと思いますが,ココロが弱りきったときに手にすると,琴線に触れてホロリと涙してしまうかも!といったものです。

もちろん,絵本なのでお子さまも喜んでご覧になれますが,子どもはケラケラ笑うような,大人は沁みいるような,同じ絵本を読んでもまったく違う捉えかたをしてしまうところが,「ヨシタケワールド」の最大の魅力でしょう!

ぜひ,ご覧ください。